2015-01-01から1年間の記事一覧

5時から9時まで

石原さとみ主演のラブコメディー。 彼女の演技はいつもの調子で悪くないし、 大胆な場面展開や軽妙な会話もうまいのだが・・・ 上島竜平や戸田恵子の家族はそこそこ笑えたが、 紗栄子や中村アンなどの英会話スクールのメンバーの 軽すぎる小芝居が妙に鼻につ…

あさが来た

スタートして2カ月余り。 かなりデフォルメされたキャラクター設定だと思うが、 あさ(波瑠)のサッパリとした性格や本当に前向きで苦労をいとわない ところは史実に近いように思う。明治初期の時代に女性が 実業家として成功するには、かなり男勝りでなけ…

サイレーン

松坂桃李の演技が下手なわけではないと思うのだが、 どうもこの演じる男はじれったい。 菜々緒に簡単にだまされてしまう。 だいたい、警察車両にGPSを付けられたり、 家に盗聴器を付けられたり、尾行を気づかれたり、 これほど「とん馬」な刑事ドラマは観た…

デザイナーベイビーと破裂

NHKの2つのドラマはどちらも医療ドラマ。 ちょっと前の医療系は「救命病棟24時」や「医龍」に代表される スーパードクターの奮闘ドラマで生々しい手術で視聴率を稼いでいたが 「デザイナーベイビー」は黒木メイサが主演の幼児誘拐をからめた刑事モノ。 「破…

オンナミチ

片瀬那奈と渡辺えりが同一人物とはどうしても思えないのだが、その奇抜な発想に 引き込まれてしまったきらいがある。 徳重聡の高飛車さ(上から目線)や繰り出す嫌味言動がなかなか面白いし(現実にはこういう男は最近少ないが)、片瀬の弾けぶり、渡辺の大…

37℃の涙

盛り上がりの少ないイマイチなドラマではあったが、病理保育の最新事情は 知らないことも多く、女性の社会進出を後押しする世の中の動きもあり、 若いママ・パパへの理解が少しは深まったかなあと思いつつ 最終回まで観てしまった。 シングルファーザーの二…

「まれ」

朝ドラ「まれ」も最後の月に入り、まとめに入ってきた。 小日向文世が能登に来て、久しぶりの「自己中」性格を全開。 あゆみちゃん役、横山芽生のわがままぶりも楽しかったが この男一人出てくるだけで、面白さが倍増、いや3倍増する。 思うに、ドラマは脇…

ナポレオンの村

限界集落を立て直す話は、NHKドラマでも最近、放映していたから はやりと言えばそうなのだろう。 毎回、唐沢寿明が繰り出すアイデアはそれほど目新しいものではない。 対する沢村一樹演じる市長や最後は味方になっていくであろう 麻生久美子の反応もまあ予想…

リスクの神様

堤真一。数々の経済ドラマに出ているが、彼ほど役が似合う俳優もいない。 ちょっと神経質で眉間に皺よせるビジネスマン(パーソン)らしい顔つきがいい。 ハゲタカファンド系ドラマで一世を風靡した大森南朋の少し反社会的な匂いに比べると 真っ当なサラリー…

待ってました!「となりのシムラ」第2弾

去年放映された「となりのシムラ」第1弾はシュールな笑いで 拍手喝采した。 特に、娘と奥さんの会話に入れない「おやじ」や スターバックスなどの新しいメニューが理解できない 「時代遅れなおやじ」が最後は「俺はただコーヒーが飲みたいんだ!」 と叫ぶコ…

視聴中止ドラマ候補

僕は基本的にドラマは録画している。 面白いドラマはほぼ同時に観ているが、 一方で忙しいとどんどん溜まっていくドラマがある。 今期は以下3つが視聴中止になりそうな候補だ。 「HEAT」 第2回までは、AKIRAの健闘を応援していたが、同じ時間帯の仲間由紀…

探偵の探偵

北川景子という女優は暗い過去を引きづるこの犯罪ドラマで 同じ暗さの「ストロべリーナイト」の竹内結子や「アンフェア」の篠原涼子になれるか? それともやっぱり「謎解きはディナーの後で」でのお嬢様を超えることはできないか? 大きな岐路に立っている。…

白鵬よ、大鵬でなくて、北の湖でいいじゃないか!

35回目の優勝を遂げた白鵬。 「こんなに強いのになぜ、みんな僕を嫌うのか? あの偉大な横綱大鵬をはるかに超えているのに・・・」 千秋楽結びの一番、鶴竜に対する声援を全身で感じながら、意地で押し出した。 一方、同じモンゴル出身の旭天鵬は十両転落が…

チャンポン食べたか

久しぶりの大好きな尾崎将也の脚本。 さだまさしの高校生~大学生時代の自伝らしい。 年齢的にも近いせいか自分の青春時代も彷彿とさせる。 確かに鬱々とした時代だった。 少し食糧事情が悪く、いつもおなかがすいていたが、 戦争もなく、経済成長が続き、大…

ランチのアッコちゃん

もじりといえば、そうであるが、赤塚漫画とは別に何の関連もない。 OL物といえば、そうなのだが、ショムニやハケンの品格のような いかにも男女対決、つまり女だって派遣だって仕事はできるのよ! といった気負いがないのがいい。 それはつまるところ、蓮佛…

美女と男子

仲間由紀恵の芸能界ドタバタ喜劇。 相手役の新人男優町田啓太は花子とアンや流星ワゴンに出ていたようだが印象は薄い。 この向坂遼役は自分の役歴を追っているようでなかなかいい。 旦那を妹に取られてしまったり、会社で左遷されたり、結構踏んだり蹴ったり…

アルジャーノンに花束を

このドラマは一体何を言いたかったのか? 確かに病気で知能の低い人はいるだろうが、 なぜ彼を天才にしなければならなかったのか? 石丸幹二にしても、栗山千明にしても、草刈民代にしても どうも演技がちぐはぐで楽しめなかった。 野島伸司は聖者の行進など…

ようこそ、わが家へ

来週最終回のこのドラマ。 沢尻エリカがどうも最初から怪しいと思っていたが、最終回の予告を見ると まんざら間違いでもないようだ。 「別に」発言でほされて以来、可愛い子路線から完璧にはずされていた女優に 急に主人公の純粋なサポート役がまわってくる…

「天皇の料理番」と「まれ」

同じ料理人のドラマ。 時代はだいぶ違うが、これが真実なら、この業界のパワハラは今でも続いている。 一体こういう業界には労働基準監督官は訪問しないのだろうか? それはともかく、小林薫、小日向文世の両師匠はともにいい味を出している。 常々言ってい…

マザーゲーム

幼児お受験もの。 例によって、変なお母さんが一杯出てくる。 壇れい、長谷川京子、安達祐実、貫地谷しほり。 それぞれ家庭に問題があり、とてもお受験がうまくいきそうもない環境なのだが、 世間体と虚栄心によって子供たちを自分達の都合のよい世界へ押し…

アイムホーム

原作の漫画は遠い昔に読んだことはあるが、覚えていない。 キムタクドラマは好きではないが、とりあえず観ている。 過去はすごく嫌なヤツなのだが、記憶を失った後は例によっていい男を演じている。 事故で記憶の一部が飛んでしまった主人公が、過去を振り返…

新しい機体でテイクオフ

先週から風が穏やかで、絶好のフライト日和が続く。 最初から使っていた初級機が、強風に弱く危険なため 中古ではあるが、中級機に乗り換えた。 ブレーキコードに敏感で、最初はとまどったが、段々慣れてきた。

鹿島綾乃と鈴木奈穂子

NHKのアナウンサーの異動。3月30日から新しい体制になった。 朝6:30からの「おはよう日本」で、楽しみにしていた「まちかど情報室」。 2人の掛け合いが楽しかったのだが、新人アナウンサー2人に変わってしまった。 年齢的には若々しくなり、そうい…

花燃ゆ

このところ幕末の大河ドラマが多い。 坂本竜馬にしても、この吉田松陰にしても、若い人にも人気があるからだろう。 しかし、どうも僕はこの時代を生きた「英雄たち」を信用できない。 彼らの頭には、欧米に負けたくない。侵略されたくないということしかない…

「徒歩7分」と「限界集落株式会社」

NHKのドラマは最近面白い。 「徒歩7分」は田中麗奈が危機感のない、無目的な、一風変わった30代の独身女性を 演じている。ストーリーはほとんどないのだが、ホースを垂らして上下の部屋のトイレ内で 糸電話(ホース)をしてみたり、ストーカーに近いつき…

ゴーストライター

女優というのは演じた役で、評価が変動する。 水川あさみは以前から気に入っていた女優なのだが、 大河ドラマや最近のドラマで僕のランキングでは段々落ちている。 雰囲気でいえば、「SP」や「最高の離婚」でいい演技をしてきた 真木よう子に似ているような…

ウロボロス

人気の小栗旬と生田斗真のダブルキャストに上野樹里を加えているが 面白さが伝わらない。 というか、やっぱり広末涼子の弔い合戦、その上、警察機構内部の 暗闇をあばくという内容がすでに飽きられてきた。 公安の理不尽な捜査ってのはよく相棒やSP、MO…

平川克美おそるべし

Hさんから勧められた本「株式会社という病」は面白い! サラリーマン生活30年。 時折、会社の方針と自分の生き方で悩んだ時、どんなビジネス本も役に立たなかった。 こんな基本的なことを理解せずに入社して、がむしゃらに働いてきた 自分が悪いのだが、…

流星ワゴン

日曜日東芝劇場(古い!)は「倍返しドラマ」以降、なんとなく観てしまう。 今回は西島秀俊はともかく、香川照之は昔同じマンションだった「よしみ」で、 井川遥はやっぱり可愛いし。。。 さて、ストーリーはというと、タイムスリップもの。TAXIではなく…

ゴーンガール

映画館で映画を観るのは数年ぶり。 もちろん、一昨日放映の「ダイハード・ラストデイ」とか、WOWOWで録画してもらった「永遠のゼロ」 とか、TV放映の映画は時々観ている。 この映画の沢木耕太郎の新聞評論を切り抜いたのが去年の11月。 それから気に…