スーパードクターの奮闘ドラマで生々しい手術で視聴率を稼いでいたが
「デザイナーベイビー」は黒木メイサが主演の幼児誘拐をからめた刑事モノ。
「破裂」は椎名桔平が主演の社会派モノ。
どちらも遺伝子操作により、人は子供や老人を都合よく生かす
ことができるようになると一体どうなってしまうのか?
都合のよい人々を増やしていく危険性を示すことで
問題提起をしているのだろうが、実際の医療や医学は
もうこのドラマに近づいている。
医者や医科学者は多分良かれと思って、日々努力している
のだろうが、ここまで来るともう余計なお世話なのかもしれない。
自分がもう何日も生きられない立場になったり、最愛の人の命を救うために
結局医者にすがってしまうのだが、
高度な医療が社会保障費を押し上げ、ますます子供を育てにくい社会に
しているのは事実だ。