2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「塩壺の匙」(しおつぼのさじ)

残念ながら、塩の旧字「鹽」を読める人が少ないので新字で書いた。 作者の車谷長吉(くるまたにちょうきつ)は「赤目四十八瀧心中未遂」で直木賞を受賞した作家である。 そして、この本は1993年芸術選奨新人賞、三島賞を受賞したらしい。 2008年頃か…

リーガルハイ

クライマーズハイという映画があったが、それと同じように 法廷で高揚するという意味なのだろうか? ハイテンションになることは、人間だれにでもある。 特にお酒を飲むと僕もよく興奮して、声が大きくなり早口でまくしたてる。 しかしながら、堺雅人の早口…

2つの打ち切りドラマ

今期のドラマは打ち切りが多いらしい。 家族のうたとクレオパトラは有名だが、「Wの悲劇」はともかく、「Answer」や「都市伝説の女」 が10回を待たずに終わってしまったのはなぜなのか? テレ朝が相棒のような定番ドラマ以外は不得手で、もともと10回未…

もう一度君に、プロポーズ

落ち着いて鑑賞できる大人の恋愛ドラマの伝統をかろうじてTBSは守っている。 前クールに評判だったフジの小泉今日子、中井貴一のドタバタ喜劇も面白かったが、 こちらの2人(竹野内豊、和久井映見)も好対照のいい演技をしている。 夫婦なのに記憶がないと…

カエルの女王さま

天海祐希が最も輝きを見せているドラマなのではあるまいか? もともと宝塚トップスターであるから、ブロードウェーミュージカルの 元スターという設定は無理がない。随所に歌とダンスがちりばめられ、 天海の宝塚時代を彷彿とさせ、昔からのファンには堪えら…