マザーゲーム

幼児お受験もの。

例によって、変なお母さんが一杯出てくる。


それぞれ家庭に問題があり、とてもお受験がうまくいきそうもない環境なのだが、

世間体と虚栄心によって子供たちを自分達の都合のよい世界へ押し込んでいく。


主演の木村文乃はとても子供好きとは思えなかったが、よく頑張っている。

母親役も悪くない。室井滋がまさかの双子二役。なんでもできる女優だ。

毎回少しずつ、抱えている問題が明らかになっていくのだが、

まあ、もうすでにお馴染みのステレオタイプのシチュエーションなので

驚くこともない。

「スイートホーム」のようなインパクトもなく、「名前をなくした女神」と同様

2番煎じの感は否めない。

「マザー」「マルモの掟」のような子役の名演ドラマに域にも達していない。

ちなみに、個人的には嫌いではない。