沢尻エリカがどうも最初から怪しいと思っていたが、最終回の予告を見ると
まんざら間違いでもないようだ。
「別に」発言でほされて以来、可愛い子路線から完璧にはずされていた女優に
急に主人公の純粋なサポート役がまわってくるはずがない。
堀内敬子にしても、悪役が似合う女優が変に優しすぎるのは裏があると見て
間違いない。
なよっとした草食系父子演技は秀逸だった。南果歩のあまりにも
ノー天気な母親が現実離れしているのと好対照であった。
別に殺人事件が起こるわけでもなく、盗聴、空き巣、放火未遂、傷害程度の事件を
次々と起こして、毎週謎と模倣犯を検挙していく手法は現実の世の中の閉塞感が
漂うものの、ストーリー的には楽しめた。