住まいのエッセンス 第4章テレビ

すまいの中で一番大事な家電といえば、冷蔵庫という人が一番多いのではないでしょうか?
しかし、一番影響力を持っているものといえば、僕にとってはテレビです。
物心ついた頃、家にはテレビがありました。小学校に入る前でしたから
まあ、平均より早かったのではないでしょうか?
もちろん白黒のブラウン管テレビで、チャンネルがまわるやつです。
兄弟はもとより、父親ともチャンネル争いで喧嘩になることもしばしばでした。
初代のテレビは、15年くらい持ちましたが、途中でチャンネルが折れてしまい、
NHKしか映らなくなってしまいました。NHKニュースが見たかった父親はこれ幸いに
買い換えることはしませんでした。
多感な中学生にとって民放が映らないテレビなんて、意味無いものです。
CMや人気番組が分からなくなり、僕は次第に仲間はずれになってしまいました。
中学3年になり、母親が保険の外交員になり、ようやくカラーテレビになりました。
せっかく成績が良かったのに、すべりどめの高校受験で落ちそうになりました。
 
すでにテレビとの付き合いは50年以上になり、今は伊豆と沖縄に同じ
40インチのAQUOSパナソニックDigaを設置しています。
ニュースは朝晩かかさず見ていますし、気に入ったドラマを毎週録画して観ています。
沖縄は民放が3局しかなく、日テレ、テレ東の番組は伊豆のDigaをネットで
予約録画しています。
 
しかし、時々、つまらないワイドショーとかバラエティーなどを見続けたりすると
頭が痛くなり、テレビの音を消すととても清々しく、落ち着きます。