松岡昌宏。
しゃべり方といい、あのそそり立つ前髪といい
なんともいけ好かないのだが、妙に惹かれるのはなぜか？
桐谷美玲。
あひるのようなとんがった唇、気の強そうなきつい視線。
つきあったら、１日でいやになってしまうタイプなのだが・・・
つい観たくなるのは、なぜか？
たぶん、松岡が少し真面目に過去の自分や桐谷に説教する
内容に賛同できるからにちがいない。それに加えて、言い方はストレートだし、
品がいいとも言えないが、素直に自分の意見をさらける松岡の演技に
心地よさを感じるのかもしれない。
それは、取りも直さず、ちゃらちゃらした時代に対する警鐘というか
共に踊ってしまった僕達の深い反省のようなものだ。
バブル時代に作ってしまった負の遺産が残っていて、それらの維持に
汲々としている東伊豆の町並みを眺めながらそう思ってしまう。
これから、桐谷や風吹ジュンの鼻がどんな風にへし折られるのか？
楽しみだ！
