土曜日。ショッピングセンター「サンエー」へ出かけた。
iPadの評判もあって、もしかしたら、本屋もどんどんつぶれるとメディアは
言っていたので、つぶれないように少しは貢献しておこうと思ったわけだ。
評判の本を一通り、立ち読みし、
「なーーんだ。「ゲゲゲの女房」もドラマは結構、脚色しているんだ」と納得。
詐欺まがいの友人や出版社、同居人、貸本屋少女漫画の弟子なんか全然出てこない。
半年の連続ドラマを続けていくためには、いろいろエピソードを作って
面白くしなくてはいけないんだと すこし、がっかり。
松下奈緒の純情さに惹かれたが、いつのまにか子供ができてしまい、
えー、そうなの?プラトニックじゃなかったんだ~~~
朝ドラということをちゃんと踏まえて、見るべし!
事実と思った方がよさそうだ。
それに較べて、「8日目の蝉」や「新参者」は小説だから、原作にかなり忠実なようだ。
さて、立ち読みでかなり、満足したので、2009年評判の文庫本を買った。
(単行本は場所をとるから購入はなるべくひかえている)
「向日葵の咲かない夏」。
読み始めは、「小学4年生が主人公の児童推理小説みたいだな・・・」
作者はまだ35歳だからしかたがない・・・・
460ページの本だったが、昼寝や掃除をしたり、サッカーを見たりしながら、読んでいたので
読み終えるのに、夜中の2時までかかってしまった。
後半は明日のお楽しみと思っていたのに、読み出すと止まらない。
読んでいくうちに、疑問がどんどん増えていくからだ。
400ページまで来た時、えー!そりゃないだろ!と誰でもつっこみたくなるはずだ。
とはいえ、まあ、こんな小説もあってもいいか?・・・兄貴に貸してやろう!