「曲げられない女」は期待通り

曲げられない女」が始まった。

このタイトルと菅野美穂主演となれば、大体想像がつくが、

働きマン」のすごさがなく、地味にコツコツ勉強するところが、

また、彼女らしい。しかし、笑顔がないと、メガネをはずしても、可愛くないものですね。


脇役陣の永作博美は久しぶりの永作らしい「平気で嘘をつけるが、憎めない悪女」

が出ていて、この2人の比較が強烈な現代批判になっている。

ここに谷原章介がぶっ飛んだ警察署長を演じていて、いやはや、脱帽の感がある。

塚本高史が恋人役だったのに1話で終わりかと思いきや、

やはり、ちゃんと2話にも出て来るから、安心した。

彼は、ちょこちょこドラマに出ているが、ちゃっかり世間を泳いでいるが

からっきし主導権を取れない男が定着している。

細部でいいかげんな設定は気になるが、まあ、半分コミックなのだし、

遊川和彦の脚本ならば、期待通りのドラマになりそうだ。

ただ、僕としては、是非あの名作「結婚できない男」を超える

ドラマを期待しているのだが・・・もちろん「まっすぐな男」には

期待すらしていない。

エンディングで5年D組という名が気になったが、ネットで調べると

テレビドラマを制作するプロダクションなのだそうだ。

そうだ。