長男の結婚式が終わった。
仲人がいないためかどうかは不明ですが、チャペルでの結婚式はなかなかいいもの。
むかーし、幼稚園の頃、聖ヨセフ幼稚園に通っていた僕としては
懐かしい! 映画「卒業」や会社の同期の最初の結婚式も思い出しました。
それ以来ですね。かなり安っぽいパイプオルガンでも厳かでいいですね。
歴史のあるものはもっといいのでしょう。
新婦の父親が泣くのを見て、ついもらい泣きしてしまいました。
涙もろい僕には号泣してしまって。できないですね、新婦の父なんて・・・
もめていた、新郎の父のスピーチは結局下記の通りになりました。
長男に2分に縮められ、修正され、少し不満でしたが、できるだけ、
原文の趣旨を生かしたつもりです。空で2-3回、スピーチした長男には「覚えてこいよ」と
苦言を言われたのですが、実は酒を結構飲んでいたし、照明が暗く、老眼鏡もしなかったので
紙はほとんど見えなかったのです。ただ、結構、昨日は練習していたので、
見なくてもできたのですが、ただ、紙があるだけで、落ち着いてスピーチできました。
せめてもの慰めは主賓の方が「涙が出るいいスピーチでした」と
ほめてくれたことでした。まあ、とにかく今年一大のイベントは終わりました。
本日は、お忙しい中、2人のためにお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。
来賓の皆様、友人の皆様、あたたかいお祝いの言葉を多数いただき、このようなすばらしい結婚披露宴を無事終えることができました。新郎新婦、親戚一同深く感謝しております。
Kは小さい頃から、外で遊ぶことが大好きで、雪が降った時など暗くなるまで雪合戦や雪だるま作りをして、顔や手をまっかにして、帰ってきておりました。そんなKがTさんを連れてきたのは、2年ほど前です。笑顔のすてきな人で、男ばかりの私たち家族の明るい花になってくれたらと思っております。
最近は、結婚式を地味にしたり、省いてしまうカップルが多くなり、会社などでも結婚式に招待されることも少なくなりました。私も若い2人に任せていたのですが、こうしてきちんとした結婚披露宴というものを久しぶりに経験しますと、結婚式というものは、本来の披露するという目的のほかに、人と人、家族と家族、さらには会社と会社をつなぐ「とても貴重な出会いの場」と改めて認識いたしました。
Tさんが新しい家族の基礎を作り、Kがそれをフォローして幸せを固める仕事をしている。つまり、2人が自分たちの家庭ばかりではなく、世の中の人たちの幸せを作るお手伝いをしていることを大変うれしく誇りに思います。
まだまだ、若く未熟な2人ではありますので、今後とも皆さまのご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。これを機会に皆様の新たな出会い、交流が始まりますことを祈念いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。
ありがとうございました。