「篤姫」と「ブラッディー・マンデー」

篤姫は今放映中のドラマの中では群抜いて面白い。

1866年7月20日 そのちょうど100年後に僕は

小学校のプールで泳いでいた。

1964年の東京オリンピックからわずか98年前。

この江戸時代から明治時代の変革は、

昭和・平成の50年よりすさまじい変わり様なのです。

ドラマ年+100年に自分が何をしていたかを振り返りながら、

このドラマを観るとまた格別に面白い。

将軍家茂、竜馬、勝海舟が日本を動き回っていたのですね。

本当に家持は家族写真を撮っていたのか?今でも残っているのか?

竜馬とおりょうの薩摩霧島旅行は新婚旅行だったのか?帯刀と温泉に入ったのか?

帯刀とお琴を奥さんは本当の許容したのか?

家持は勝に抱かれて死んだって本当なの?

ドラマの最後に史実がちらりと紹介されるのだが、疑問には答えていない。

宮尾登美子らしい想像が視聴者を惹きつけている。


さて、一方の「ブラッディー・マンデー」

予算に限りがあるのか、SFサスペンスものとしては

物足りない。CGで爆発シーンをごまかしたり、

スピード感を追う余り、カメラワークがあまりにも動きすぎて

観る方が疲れる。コンピューターにハッキングするシーン

は、素人が思うとまあ鳥がビルの中を飛ぶように思えるのでしょうね。

0101とIPアドレスを見せて、煙に巻いてしまえ!って思っているのか?

ハッカーの父親の思わせぶりな言動。吉瀬の似合わない女スパイ役。

うーーーん、どうなんでしょう。まあ、土曜日の8時だから、

やっぱり小中学生向きドラマですなー。

それなら、ちゃんとハッキングの仕組みをもっと分かりやすく説明させてもいいかも?