たった一人の誕生日

考えてみると、先週、誕生日だった。

息子たちからのメッセージもなし。

親戚からも、友達からもなんのお祝いもない。

その日なにをしていたかも忘れている。

免許の書換えは1ヶ月前だったし・・・

あっそうそう、なんか1通メールが来ていたな。カード会社からの

メールだったかな?(今、削除BOXを調べたらANAだった。)

カミサンがいなくて、子供と同居していないと、誕生会もないことに

初めて気がついた。




寂しい・・・


寂しい・・・


寂しい・・・


でも、それは自分のせいです。今まで、自分の子供たちの誕生日

カミサン任せ、両親、兄弟の誕生日もたまたま会えば口頭で言うだけ

だったもんな。


もうひとつ思い出した。

誕生日の4日前に、知り合いの良く行く横浜のスナックに招待された時、

ホステス2人が誕生日で、誕生お祝いのセレモニーがあったんですね。

その時、「ああ、僕も来週、誕生日なんだけど・・・」

と言ったのに完全に無視されたました。お金を払わない人はお客さんでは

ないんでしょうかね。



まあ、僕を含むこういう孤独な人が世の中には大勢いて、そういう人たちの気持ちが

理解できたことは、多くのそういう人たちと友達になりやすい状況になった

ということでそれはそれで感謝すべきことなんでしょうね。


丸山健二に言わせると「人間は生涯、孤独なんです」

最近の僕は、村上春樹の「海辺のカフカ」みたいな気がする。