年金の本を2冊読んでみました。
1冊は「年金大崩壊」岩瀬達哉著です。
中身は厚生労働省、社会保険庁のでたらめ行政の暴露本です。
かの有名な保養施設グリーンピアへの投資にからむ政治家と官僚の癒着。
天下り法人のでたらめビジネス。
まあ、よくこれだけ人のお金を無駄に使うものだ。
これを読むと役人に大金を任せてはいけないことがよくわかります。
もう一冊は「誰も書かなかった年金の真実」辛坊治郎著です。
これは、消えた年金5000万件や年金の不公平さや
年金制度の生い立ちをわかりやすく解説しています。
で、結局、思ったのは、ほとんど辛坊氏に近い考えだけど、
消費税で、年金の財源不足を補うべきだということです。
ただ、それは、もっと先でいいと思うのです。1500兆円の年金
積立金を取り崩していき、にっちもさっちもいかなくなれば
消費税を上げるでいいのではないでしょうか?
彼のようにすぐ消費税を12%に上げて、年金掛け金をなくすのは
ちょっとやりすぎと思いますね。そんなことしたら、今までまじめに
払ってきた人を裏切るし、未納者がますます増えるだけでしょう。
それと生活保護と年金の逆転問題はもっと議論すべきでしょうね。