ちょっと頭は弱いが正義感と熱血漢が売りだったはずだが、
ここでは、ずるくてチャラい夫と振り回される刑事役。
伊藤はまだしも佐藤の苦虫をつぶした表情ばかりなのはどう評価していいか分からない。
しかし、このドラマでは二人は完全な脇役。
この二人、可哀相だが、こういう役がはまっている。
怪しい人間が不吉な笑いをこらえながら交錯するストーリーは面白い。
細かい矛盾はあまり気にせずに、ジェットコースタードラマとして楽しめばいい。
宮迫が2億円にたどり着いた展開からすると
最後は本命、木村、高橋夫婦が鍵を握っているような気もするが、
そこはもっと凝った展開を期待している。