医療現場は人の命がかかっているので、刑事ドラマ
の次にドラマチックなストーリーが作れるのだが、
これはどうなのだろうか?いくらフィクションとはいえ、ひどすぎる。
これだけ、次から次へと関係者に悪人ばかり出てくると
段々病院を見る目が変わってきてしまう。
あまりにも殺伐すぎて、救いがない。観た後に、あまりいい気持ちが残らない。
サスペンスストーリーとしては、國村準や岩城滉一など怪しい人物の悪事が
予想通り、暴露されてきたが、最終回の大どんでん返しはさすがに予想できなかった。
工夫されていたが、中村蒼の役があまりにも純朴すぎていたり、上野の中村への接近方法や
岩城の証拠隠滅方法などが、雑で、細部が気になった。
そんなわけで、今回も上野樹里は「のだめ」を超えることはできなかった。