備えあれば憂いなし

昔の人はいいことを言う。
「備えあれば憂いなし」「災害は忘れた頃にやってくる」
 
宮古市角力浜地区。
津波に対する危険が高いといわれていたのに1人を除いて全員無事だったそうな。
避難訓練を何度もやり、10分で避難場所に行ける様にしていたとのこと。
 
他にも群馬大学の片田敏孝教授が津波避難の訓練をしていた釜石市の中小学校、
市議が避難通路を作ったばかりの越喜来(おきらい)小学校。
みんな無事に避難していたそうな。
 
一方、東海地方。鎌倉大仏のまわりの建物は昔津波で流されたというのに
その周辺が避難場所になっている。
沼津市。防波堤もなく、避難できる高い建物もほとんどない地区が多いらしい。
 
そういえば、先週の土曜日。沖縄から静岡空港に着陸したが、浜岡原発から
静岡市内に至る海岸線みごとにきれいな砂浜が広がっていました。
まるで仙台宮城野地区のようでした。。。。
 
災害が起こって初めて、気づく。。。。原発も含めて、多くの災害は人災なのでしょうね。
 
もうひとつ、スマトラ津波で被害の多かったタイでは、ガレキの片付けなどに
仕事を失った地元の人を優先的に雇うこと。これが一番いい復興支援なのだそうです。
なるほど・・・原発を恐れる人々はよそへ移住するより、岩手、宮城に出稼ぎに行く。。。
働ける人にとっては、そちらの方が有効なのかもしれない。