なぜフェデラーは負けたのか?

大胆に予測した「フェデラー6連覇」を振り返る。

勝戦第一セット、フェデラーが落とした1ゲームが原因で4-6。

ほぼ互角に見えた。

第二セット1-1でフェデラーナダルのサーブをブレークした時点で

僕は自分の予測を確信した。このまま、フェデラーが3ゲーム連取すると・・・

僕はビデオにスイッチを入れ、ベッドに入る。4時間後、ふたたび

テレビを点けると、終わっているはずの試合が続いている。

第二ゲームを6-4で落としたことが信じられない。現に4-1まで

いっていたのにそのまま5ゲーム負け続けたのだ。

一体フェデラーになにが起きたのか?

結局、フルセットまで粘った試合だったが、最後は負けた。

フェデラーは準決勝までの試合と変わらず、強かった。

しかし、ナダルは決勝で突然強くなった。それは、ナダル

フェデラー対策に賭けてきた証拠でもある。フェデラーのセカンドサービスへの

対応。強烈なリターン。これがフェデラーのリズムを崩したのだ。

セカンドのリターンエースが怖く、ファーストサービスを狙い、それがはずれる。

この悪循環が最後まで、フェデラーを苦しめた。

テニスというものは相手が違うとこうも違うものなのだ。

これからの2人の対戦が楽しみだ。ナダルは進化するのか?

皆さんも13日のNHKの再放送を観て、ナダルの進化を確認ください。